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2020年1月21日 (火)

あたたかい時間。

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『私のちいさなお葬式』『いろいろな涙』と関係ないようなあるような独り言日記です。


昨年秋、大切な方のお葬儀に参列してきました。
不謹慎な発言かもしれませんが、悲しい、寂しいではなく、心に残るあたたかいお別れの時間、あたたかいお式でした。

ご家族、ご親族はもちろん、参列者の方々、そして会場すべてが優しくあたたかい空気。
この空気はなに?
お葬儀で居心地いいなんて....
不謹慎?
ピアノとヴァイオリンの生演奏もあり美しい音色がふわふわ漂っておりました。

20数年来のお付き合いがあり(20代職場の大先輩)いつも優しく見守ってくださった方。
朗らかで穏やかで言葉や言葉遣いが綺麗で....
するとお母様もそのようなお方でした。

アロマケアもさせていただき、何度か面会にも行きましたが、その都度、逆に私の心配をしてくださり、優しく綺麗な言葉をかけてくださり、涙を流しながらお礼を言われ、優しい微笑みで見送ってくれていました。

アロマボランティアさせてください。
何かお力になれるようでしたら。
この簡単な言葉が長期間言えなくて随分葛藤しました。

大切な人だからこそ(自己満足ですが)アロマケアしたい!
アロマセラピーが力になるならさせてほしい!
なにより私がしたい!

言えばいいだけなのに言えない....
言いたいのに言えず面会に来ている姿をこっそり見ているだけ....

半年以上経った頃、このままでは後悔すると思い、アロマボランティアのお話を切り出しました。

涙を浮かべながら何度も何度もお礼を言ってくださり、その涙がとても綺麗で見たことのない美しさ。

『実は心の中でアロマを望んでいた』
『面会の度にAICAちゃんいないかな?と探していた』
と言われました。

知っていながら何もしてこなかった、何度も何度もお見かけしていたのに声をかけることができなかった期間が長かった分、精一杯すべてに努めました。
悔やむ暇などないほどにすぐに切り替え。

母が子を想い、子が母を想い。
愛情深い親子。
すべてを見抜いていたお母様。
さすが母です。
そしてたくさんのスタッフの方々がお母様を想い、私の大切な方を想い心配してくれていました。
スタッフの方々からも好評親子でちょっと誇らしくさえ思えました。

お葬儀中、とてもいい香りのお線香?
しっとりと包まれる香りで心底落ち着きました。
すると ふわっと優しい香りが広がり、目が覚めたような感覚になり、一瞬にして初めてアロマボランティアをした日のことが鮮明に浮かび、涙が溢れました。
悲しい涙ではなく、感動の涙です。
きっとあの場面で泣いていたのは私だけかもしれません。

たくさんの方々がこんなにもお母様を慕っており、お母様も穏やかなお顔をされており、幸せな時間を過ごしていたのだろう。と感じました。
だからこんなにも会場の空気があたたかくて優しいのだ。と気づきました。
私の母親ではありませんが、なぜか私が『みなさま、ありがとうございます』と言いたくなるほどでした。

お葬儀が終わり、ほんの一瞬、大切な人にご挨拶を。
目に涙を浮かべ精一杯の中、微笑んでくれたのですが、今までで1番優しくて『素』の表情を見たようで、胸が打たれましたし、素直な言葉をそのままの形で伝えてくれ、それがとてつもなく嬉しくて、この瞬間、ますます好きになり、まだまだ先だけれど『この人の最期の時は、こんなに優しく微笑んでいてほしいな』『最期の最後まで絶対にアロマケアさせていただこう』と思いました。

四十九日は、故人のお好きだった色のお花を直接お渡しに。
感極まりたまった素敵な涙....
涙は透明ですが、本当に透明....
こらえるように微笑んでくれ、言葉につまり....
そんな仕草を見た時、本物のあたたかさ、真の想い、抱えていた何かに触れたようで、寒さも邪気も一気に吹っ飛びました。
やや肌寒く、気ぜわしい年末でしたが、私の心は満たされてぬくぬくでした。

一目会えてよかった。
やっぱりこの人が大好きだ!
ありがとう!

涙は浄化。
泣くことは心の浄化。
などと言われていますが、私はこの方の流すあたたかな優しい涙のおかげで2019年は穏やかに過ごせ、2018年の私が浄化されたように思います。

お母様のことになると、いつも綺麗な言葉、言葉遣い、穏やかな表現で年下の私に敬語でお礼や報告、私への気遣いをされていました。
この方から連絡が来ると私の心があたたかくなり、何度も何度も読み返していたほどです。

親子の絆、ご兄弟の絆、ご家族の絆と愛情を感じた心温まるお葬儀でした。 
お葬儀では以前お世話になった大切な方々にも出会えましたし、より想いが強くなったように感じました。

お母様がすべて繋いでくれたのかな?
いろいろな面で力を貸してくれたのかな?
一歩踏み出す勇気をくれた?
アロマボランティアで関わっているスタッフさんとも再び結びつけてくれたのかな?
お母様は私のこともお見通しだった?

そう思うと『感謝のアロマボランティア』『結びのアロマボランティア』になります。
お母様にかけられたたくさんのお言葉や温もり、愛ある想い、アロマボランティアでのお時間、そして心温まるお別れは忘れることはないでしょう。

私はアロマボランティアに訪れている場所をとても大切に思っています。
そんな大切な場所で、大切な方と深く繋がれたことを嬉しく思います。

この場所から桜の木を眺めるのが好き。
と、初対面のとき言われていたお母様。
桜が咲いたら愛する息子さんにお写真を送ります。


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